
元水商売の女とヤリたい
2年前の夏、俺の会社が倒産しました。
27歳のバースデーを迎えて間もない頃でした。
新卒で勤務し始めてから倒産するまで会社を変えた事がなかった俺は、突然訪れた無職の日々に呆然としながらも、何故か浮付いていた気もします。
今振り返ればアホですね。
1週間ぐらい、何にもせず自由にしていました。
仕事なぞ早々に決まるだろうという安易な気持ちと、よく分からない開放感から、毎日せんずりもしていました。
しかし、リアルな世の中というものは驚く程厳しかったんです。
無職になって2週間目ぐらいで初めて訪問したハローワークは失業者で満杯でした。
やっと自分の置かれたポジションを理解した俺は、毎日ハローワークに通うようになりました。
不可解なもので、毎日ハローワークに通っていると無職同士でも友達が出来るんです。まぁ、余り歓迎すべき事ではないですが・・・。
その友達の中に、ちょっとだけ気になってる女がいました。
美月という少し前まで水商売をしていた女でした。ついでに美月というネーミングは源氏名らしいです。本名は知りません。
彼女のビジュアルは、ちょっと華やかというか、やはりお水っぽいというか・・・。
まぁ、一目見た瞬間に水商売だろうなと思ってしまう感じです。ケバめの化粧に問題があるのかもしれませんが・・・。
しかし、スタイルは相当のものです。
手にちょうど収まるぐらいの大きさのおっぱいにスラリとした足。
伸長はちょっと低めですが全体的に釣合いが取れています。
初めに受けた印象がお水っぽい雰囲気からか、「大人の女性」という印象を受けましたが、実はまだ若いんです。
23歳だと知った時は、ショックを受けた程です。
しかし、まじまじと良く見ると顔はそれなりにロリ顔で、メイクを変えて、可愛らしい服でも着せたら想像以上に雰囲気が変わりそうな気もします。
美月は18歳の頃から水商売をしていたようで、店でも結構人気があったらしいです。
当然、男性経験もかなりあるみたいです。
彼女は、サバサバした性格な上に下ネタも好きで、自分のセックス体験とかも時々話してくれました。
俺は、リアルな体験談を聞かされる度に妄想が広がり、聞いているだけで勃起してました。
家に帰ってから何度ネタにしてせんずりした事か・・・。
「頼む!1回でいいからやらしてくれ!」
と何度もお願いしたんですが、冗談に受け取られ、
「よくストレートにそんな事言うね~。このセクハラおやじがっ!」
と、笑ってはぐらかされる日々でした。
俺の勃起したズボンの膨らみに気づけば、本気だと分かってくれると思うんだが・・・
そんなある日の正午ごろのことです。
「お腹空いたなぁ~・・・謙一、お昼奢ってよ」
美月が茶目っ気丸出しで、俺に昼飯をねだり始めました。
「無職の俺に昼飯を奢らせるなんて、とんでもねえ奴だな!」
とは言ったものの、俺は失業手当が出たばっかりでほんの少し余裕があったんです。
しかも、その日は無性に暑かった。
「まあちょっと金入ったし、暑いし、ビアガーデンでも行くか?」
美月は大喜びでついてきました。
(酔わせてやってやる!)
俺はそう決意しました。