フェラチオ
画像はイメージです

 

泥酔男をお持ち帰り?

 

私が20歳の時で、当時は女子大生でした。

 

そのころ付き合い始めたばかりの彼が、実は二股をかけていたことを知り、仲のいい友人と居酒屋に飲みに出かけました。

 

私はアルコールに強かったのでガンガン飲み、チャンポン状態でした。

 

ちょうど友人も彼と別れたばかりだったこともあり、2人で男の愚痴を言い合いながらかなり飲んでましたた。

 

その日は金曜日だったので店内はいっぱいで混み合ってて、私たちはカウンターの端っこに座っていたのですが、隣には20代後半と思われる男性2人が座って飲んでいました。

 

「男なんて信じられないよね、やっぱり脳が浮気するような構造になってんのよ」

 

「ホントそうだよね、私なんてさ…」

 

という感じで愚痴っていると、隣の席の男性が急に、

 

「そんなことないよ、女だって同じだよ」

 

と会話に割り込んできました。

 

(なんだこのお兄さん方は?)

 

と思いながら話を聞いてみると、男性2人も、最近彼女の浮気が発覚して別れたばかりという事のようでした。

 

アルコールも進んでハイテンションな私達は、負け組同士というレッテルを自ら貼り、意気投合して一緒に飲むことにしました。

 

男性2人は私達より1時間ほど前から飲んでいたらしく、すでにかなりの量を飲んでる様子です。

 

1人はかなり酔ってはいますが、まだ正気です。

 

もう1人は、なぜか爆笑してばかりで、トイレに行くのもまさに千鳥足で、泥酔状態みたいです。

 

酒の勢いも手伝い、互いの彼氏や彼女の愚痴の言い合いから、次第に好きな体位や性感帯についてとかワイ談でも盛りあがってしまいました。

 

しばらくすると、友人と正気な男性とで話すことが多くなり、いつの間にか2人の世界って感じになってました。

 

(おいおい、この爆笑男をどうしろっていうの?)

 

箸が転がってもおかしい年頃というのは聞いたことがありますが、あんた男だしいい年なんだから・・・

 

ところが爆笑しながらでも、話は結構面白いんです。

 

泥酔してるのにこれだけ舌が回るということは、普段は結構賢い人なのかもしれない。

 

後からわかった事ですが、銀行勤めだそうです。

 

おそらく4人の中で一番シラフと思われる私は、この男性をじっくり観察していました。

 

最初は高すぎるテンションに戸惑って引き気味でしたが、わりとシュッとした顔で低めの声、そして何といっても指が綺麗なんです。

 

体型も細すぎず、多少の筋肉がついてそうです。

 

(ありじゃない?)

 

当時セックスの気持ちよさを覚えたばかりで、やりたい盛りの私だったので、この男性の体にムラムラしてきました。

 

そうは言っても、男が泥酔すると勃起しずらいことは知っています。

 

横を見ると、友人達2人はすでに怪しいムードです。

 

そしてついに正気の男性が、

 

「俺、この子(友人)送っていくわ、悪いけど、そいつタクシーに乗せてあげてもらえる?」

 

(うわー、やっぱりお持ち帰りですか)

 

何故か私の闘争心に火がつきました。

 

(私も男をお持ち帰りしたい)

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